第62回 心の絆を求めて三十数年(2)
伝説のドアマン 名田 正敏先生より
●日本人お断りのマナーの悪さ
二昔の日本人は勤勉で、奥ゆかしくて非常にマナーの良い国民でした。しかし、今の日本人は、アメリカ人のマナーの悪い所ばかり見習って、世界でも有数なマナーの悪い国民になったと、世界中で異国同音に言われています。
ヨーロッパのスキー場では、「日本人お断り」という看板が堂々と上がっています。そこのパブリックスペースは社交場になっています。そこに出入りするにはある種のマナーがあって、団欒を大切にするマナーというもので成り立っています。そこへ日本のスキーヤーが行って勝手気ままにカップラーメンを食べたりして追い出されています。
また、本当に恥ずかしい話ですけれども日本の国会議員がホテルの廊下をステテコの姿で歩いたりする。注意すると、「俺は国会議員だ…」と言う。こんなようにヨーロッパの方からマナー違反の話を聞きますと実に悲しい思いがします。
●家庭での子供のしつけ
レストランでお子様が泣いたりして、周りの食事の雰囲気が壊れそうになると、日本の両親は注意するぐらいですが、ヨーロッパの人たちは両親は知らんふりしていますが、泣いている子供の兄弟の年長の子がその子を連れてロビーに出る。泣きやんだら帰ってくる。小さい時からこういう所のマナーはこうなんだとしつけられています。こういった家庭のしつけというものに力を入れて頂きたいと思います。
by トーマス(2009.12.24)


